待つのも仕事/待つのも大きな決断・・・?!_ワンtakeワンchance_14
こんにちは、株式会社ライフデザインワークス
代表の畠山央至です。
突然ですが、私は犬が大好きです。猫も好きですが、犬派です。
突然ですが、私は格言が大好きです。
偉業を成し遂げられた方々の残したメッセージはとても奥が深く、
時に私の心を大きく揺さぶり、
そして時には、人生の決断の背中押しにもなりうる。
格言にはそんなパワーが宿っていると私は思っています。
さて今回は、『人生はワンチャンス!(著者:水野敬也+長沼直樹)』から
分かち合いたいと思います。
その中の格言をひとつ。
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『待つのも仕事』by(大石内蔵助)
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江戸時代、播磨国の商人たちは、城主に何度も製塩業の申請をしましたが一向に許可がおりませんでした。そこで人望のあった家老・大石内蔵助に頼んでみたものの、まったく音沙汰がありません。ところが10年経ってようやく製塩の許可が下りました。商人たちが理由を聞くと大石はこう答えました。「塩を焼くには大量の薪がいる。播磨の山は木が少なく、製塩を始めたらすぐに坊主になってしまう。だから苗木を植えた。そして10年経って木が育ったので製塩を許可したのだ。」平素は昼行灯とあだ名がつくほど凡庸な人間と思われていた大石ですが、民の声に耳を傾け、機会を待っていたのでした。
何もしていないと不安になってしまうこともありますが、「じっと待つ」ことが一番必要とされる状況もあるのです。
商売の世界においても、待つ力というのはとても大切なことだと思います。
待つことは、勇気のいることだと私は考えます。
何かアクションすることだけに決断が伴うのではなく、待つという選択をすること自体が時には大きな決断となることもあるのではないでしょうか。
格言を読んでいると、人生にとってプラスになる機会を得ることができます。
格言を読んでいると、自分の生き方を正す良い機会になります。
みなさんも是非、格言に触れる機会をつくってみてはいかがでしょうか?
きっと心を揺さぶられるメッセージに出会えると思います。
【出典】『人生はワンチャンス!』(著者:水野敬也+長沼直樹)